「おいしい日本、届け隊 SUMMIT 2026」開催レポート
食の輸出 × 新分野の共創で、日本のおいしいを世界へ
2026年2月13日(金)、農林水産省主催のもと、「おいしい日本、届け隊 SUMMIT 2026」を開催しました。
本サミットは、「食の輸出 × 新分野の共創」をテーマに、生産者・食品関連事業者・スタートアップ・支援人材・メディアなど、多様なステークホルダーが一堂に会し、日本の食を世界へ届けるための新たな連携や挑戦の可能性を探る場として実施されました。
当日は、全国各地から輸出に挑戦する生産者や事業者をはじめ、テクノロジー・ブランディング・カルチャー分野の実践者、さらには今後の展開に関心を持つ個人や企業担当者など、約200名が来場。業種・年代ともに幅広い参加者が集い、立場を越えた交流が生まれる場となりました。
ピッチステージ、展示ブース、ネットワーキングを通じて、単なる情報共有にとどまらず、「次に何をするか」を具体的に考えるきっかけが生まれる一日となりました。

開催概要
- イベント名:おいしい日本、届け隊 SUMMIT 2026
- 開催日:2026年2月13日(金)
- 主催:農林水産省
- 開催場所:Incubation CANVAS TOKYO
- コンテンツ:ピッチ・展示・ネットワーキングなど
参加者
- 生産者・食品メーカー
- 商社・流通事業者
- スタートアップ・テクノロジー企業
- ブランディング・デザイン・メディア関係者
- 輸出支援人材・専門家 ほか
登壇・出展企業
テクノロジー部門
- 株式会社Coxin
- 江田畜産株式会社
- 不二製油株式会社
- AUTEC, Inc.
- 株式会社吉兆楽
- ディーツフードプランニング株式会社
- World Matcha 株式会社
- 株式会社ちーの
- 小島プレス工業株式会社
メディア・ブランディング部門
- 株式会社文化放送
- 株式会社地球の歩き方
- Lotus Food Group Joint Stock Company
- 株式会社Dericious Revolution
- 株式会社GKダイナミックス
- 株式会社Camossons
- 株式会社ビビッドガーデン
カルチャー部門
- Umai Japan株式会社
- 木桶職人復活プロジェクト
- 一般社団法人日本デジタルノマド協会
- 合同会社Tsunagi
- アソビシステム株式会社
- 株式会社丸三老舗
- EKD商事株式会社
サミット詳細は下記ページにて。

オープニング|「共創」を軸にしたサミットの幕開け
イベント冒頭では、コンセプトムービーの上映とともにサミットが開幕。
農林水産省より、本イベントに込めた想いや、業界や立場を超えて共に考え、共に動くことの重要性が語られました。

続いて、「おいしい日本、届け隊」事務局より、プロジェクトの背景やこれまでの取り組み、そして本サミットが目指す位置づけについて紹介が行われました。
本サミットが、単なる発表や展示の場ではなく、実際の協業や行動につながる“共創の場”であることが改めて共有されました。

ピッチステージ|3つのカテゴリーで21社が登壇
本サミットの中心となったのが、「輸出 × 新分野」をテーマにしたピッチステージです。
登壇企業は、自社の取り組みや課題、そして輸出の未来について、それぞれの視点から発信しました。
第1部:輸出 × テクノロジー(9社)
テクノロジーを活用した輸出支援、商品開発、サプライチェーン改革など、
輸出の現場課題に真正面から向き合う取り組みが紹介され、会場から大きな関心が寄せられました。







テクノロジーを活用した輸出支援や商品開発の取り組みについて、各社が実践に基づくリアルなピッチを展開しました。



輸出の現場課題にテクノロジーで挑む登壇企業の皆さま。

下段左からWorld Matcha 塚田様、ちーの 薮中様、小島プレス工業 森様
第2部:輸出 × メディア・ブランディング(5社)
海外市場で「選ばれる」ための伝え方、ブランドづくり、ストーリーテリングについて、実践に基づくリアルな知見が共有されました。





海外市場を見据えたブランディングや情報発信の工夫について、現場で培われた知見が語られました。




海外市場で「選ばれる」ための伝え方を探る登壇企業の皆さま。

第3部:輸出 × カルチャー(6社)
食文化・地域文化・人の営みを起点に、商品を超えた文脈づくりの重要性が語られ、輸出の新たな可能性が提示されました。






食文化・地域文化を軸にした取り組みが紹介され、輸出の新たな文脈づくりについて議論が深まりました。






食文化や地域性、人の営みを起点に輸出を捉える登壇企業・団体の皆さま。

Tsunagi 桑岡様、鹿島菓匠 丸三老舗 笹沼様、アソビシステム 坂井様
ベストピッチ賞|共感が集まった取り組みを表彰
各カテゴリー終了後には、参加者および審査員による投票を実施し、その結果、以下の企業がベストピッチ賞を受賞しました。
輸出 × テクノロジー部門:ディーツフードプランニング株式会社

輸出 × メディア・ブランディング部門:株式会社GKダイナミックス

輸出 × カルチャー部門:合同会社Tsunagi

受賞企業には、賛同企業である文化放送様のご協力により、ラジオ番組「ぶんか食堂」への出演権が贈られました。
番組は、2026年3月10日(火)および3月17日(火)19:30頃に放送予定です。乞うご期待!

「ぶんか食堂」のサービスサイトはこちらから
展示ブース|想いや取り組みを“体感”する場
会場内では展示ブースが設けられ、輸出に関わる多様な取り組みや視点が共有されました。



各ブースでは、輸出の現場で直面する課題や、その解決に向けた具体的なアプローチ、事業やプロジェクトに込めた想いなどについて来場者と直接対話しながら紹介が行われました。
ピッチステージで関心を持った企業のブースを訪れ、より踏み込んだ議論や相談につながる場面も多く見られました。




株式会社地球の歩き方のブースでは、農林水産省とのコラボレーションにより制作された、日本の食を海外に届けるための実践的な知見をまとめた『おいしい日本の届け方』の展示・紹介が行われ、輸出にこれから取り組む事業者から、すでに海外展開を進めている企業まで、幅広い来場者が足を止め、具体的な活用イメージについて意見を交わす様子が印象的でした。


『おいしい日本の届け方』は現在オンラインでも公開されており、「おいしい日本、届け隊」への登録後、以下のページからダウンロードいただけます。
👉 登録&ダウンロードはこちら
https://maff.export-hr.maff.go.jp/member-regist/
ネットワーキング|次の一歩が生まれる時間
ピッチおよび展示終了後には、登壇者・出展者・参加者が自由に交流できるネットワーキングを実施しました。
会場は「テクノロジー」「メディア・ブランディング」「カルチャー」の3つのテーマに分かれ、関心領域を起点とした対話が自然に生まれる設計に。
登壇者自身が会場内に立ち、ピッチでは語りきれなかった背景や課題、今後の展望について直接語り合うことで、具体的な協業相談や次回の打ち合わせにつながる場面も多く見られました。

来場者アンケートでも「他の事業者・生産者との新たな出会いがあった」、「具体的な輸出のヒントを得ることができた」といった声が多く寄せられ、本サミットが実践につながる交流の場として機能したことがうかがえます。
クロージング|“その場限り”で終わらせないために
クロージングでは、「おいしい日本、届け隊」の今後の展望が共有されました。
本サミットで生まれた出会いや関心を、その場限りで終わらせるのではなく、具体的なプロジェクトや行動へとつなげていくこと。
「おいしい日本、届け隊」では今後も、生産者・事業者・人材が継続的につながり、日本の食を世界へ届けるための挑戦を後押しする仕組みづくりを進めていきます。

日本の食の輸出に関心のある方、これから挑戦したい方、すでに取り組まれている方も、ぜひ「おいしい日本、届け隊」へのご登録をご検討ください!